「iPhoneの画面を録画したいけど音が入らない」「ゲームの内部音声だけを録音したい」「マイクの音声も一緒に収録したい」—そんな疑問をまとめて解決する記事です。
この記事でわかること:
- コントロールセンターへの画面収録ボタンの追加方法
- 内部音声のみ・外部音声のみ・両方を録音する設定の切り替え方
- 画面収録できない場合の原因と対処法
- 標準機能では対応しにくい用途向けの録画アプリ紹介
※本記事の情報は2025年時点のiOS 18の仕様に基づいています。iOSのバージョンによって手順や画面表示が異なる場合があります。最新情報はApple公式サポートでご確認ください。
iPhoneの画面収録とは
標準機能でスクリーン操作やゲームを録画可能
iPhoneには、画面に表示されているものをそのまま動画として録画できる「画面収録」機能が標準搭載されています。追加のアプリをインストールしなくても、iOS 11以降のiPhoneであれば誰でも無料で使えます。
録画できる内容:
- アプリの操作画面・使い方の説明動画
- ゲームのプレイ画面・実況動画
- SNS・動画アプリの画面
- 電話やビデオ通話の画面(※相手の同意が必要)
- 地図やナビの操作手順
内部音声・外部音声の録音が設定可能
iPhoneの画面収録では、音声の録音方法を2種類から選べます。
- 内部音声:iPhoneのスピーカーから出る音(アプリの効果音・BGM・動画の音声など)
- 外部音声:iPhoneのマイクが拾う周囲の音・自分の声
この2種類は組み合わせて使うことも、どちらか一方だけを録音することも設定によって変更できます。
アプリ操作や実況などでの活用シーン
- ゲーム実況:内部音声+マイク(外部音声)を両方録音して、ゲーム音と自分のコメントを同時収録
- アプリの使い方説明:画面操作を録画してSNSや動画サイトに投稿
- 仕事のプレゼン準備:スライドや資料の画面操作を録画してチームに共有
- トラブル報告:不具合が起きている状況を録画してサポートに送る
- オンライン授業・セミナーの記録:重要な説明場面を保存(録画可否の確認が必要)
画面収録の基本操作
コントロールセンターに画面収録を追加
画面収録ボタンはデフォルトでコントロールセンターに表示されていない場合があります。まず追加の設定を行います。
- 「設定」アプリを開く
- 「コントロールセンター」をタップ
- 「コントロールを追加」の一覧を下にスクロールする
- 「画面収録」の左側にある「+(緑色)」をタップ
- 「含まれているコントロール」の一覧に「画面収録」が追加されれば完了
💡 ポイント:コントロールセンターへの追加は一度行えば次回から不要です。「含まれているコントロール」の一覧に「画面収録」が既に表示されている場合は、追加済みです。
録画開始・停止の手順
録画開始の手順:
- コントロールセンターを開く(Face IDモデル:画面右上から下にスワイプ/ホームボタンモデル:画面下から上にスワイプ)
- 「画面収録ボタン(二重丸のアイコン)」をタップ
- 3秒のカウントダウン後に録画が開始される
- 画面上部のステータスバーが赤くなれば録画中
録画停止の手順:
- 画面上部の赤いステータスバーをタップする
- 「停止」をタップして確認する
- 録画データが自動的にカメラロール(写真アプリ)に保存される
または:
- コントロールセンターを開いて画面収録ボタンをもう一度タップしても停止できる
録画中の操作制限や注意点
- 通知が録画に映り込む:録画中に通知が表示されると画面に映ってしまう。録画前におやすみモードをオンにしておくと安心
- 著作権保護コンテンツは録画できない:NetflixなどのDRM保護コンテンツは黒い画面になる場合がある
- FaceTimeの録画は相手に通知が行く:FaceTime通話を画面収録すると、相手の画面に録画開始の通知が表示される
- 録画中でも電話は着信する:着信があると録画が中断される場合がある
重要:他人が映り込む動画・著作権のあるコンテンツの無断録画・無断公開は、プライバシー侵害や著作権法に抵触する場合があります。録画前に内容の確認をしてください。
音声の録音設定
内部音声のみ録音する方法
アプリのBGM・ゲームの効果音・動画の音声など、iPhoneの内部から出る音だけを録音したい場合の設定です。周囲の雑音や自分の声は入りません。
- コントロールセンターを開く
- 「画面収録ボタン」を長押しする(軽くタップではなく、少し長めに押す)
- 音声設定画面が表示される
- 「マイクオーディオ」がオフ(グレー)になっていることを確認する
- 「収録を開始」をタップ
注意: マイクオーディオがオフの状態でも、内部音声(アプリの音)は自動的に録音されます。「音が入らない」と感じる場合は、iPhoneの本体音量が0になっていないか確認してください。
外部音声のみ録音する方法
自分の声・周囲の音だけを録音したい場合(内部音声は不要な場合)の設定です。
- コントロールセンターを開く
- 「画面収録ボタン」を長押しする
- 音声設定画面が表示される
- 「マイクオーディオ」をタップしてオン(赤色)にする
- アプリ内の音声を消したい場合は、iPhoneの音量を0にするか、アプリ内の音量設定をオフにする
- 「収録を開始」をタップ
内部・外部音声両方を録音する方法
ゲーム実況のように、アプリの音と自分の声を同時に録音したい場合の設定です。
- コントロールセンターを開く
- 「画面収録ボタン」を長押しする
- 音声設定画面が表示される
- 「マイクオーディオ」をタップしてオン(赤色)にする
- iPhoneの音量が適切なレベルになっていることを確認する
- 「収録を開始」をタップ
| 録音したい音 | マイクオーディオの設定 | iPhoneの音量 |
|---|---|---|
| 内部音声のみ | オフ(グレー) | 適切なレベルに設定 |
| 外部音声のみ | オン(赤色) | 0(ミュート) |
| 内部+外部両方 | オン(赤色) | 適切なレベルに設定 |
💡 ポイント:マイクオーディオのオン・オフ設定は次回の画面収録にも引き継がれます。毎回確認する習慣をつけると、意図しない音声の録音・未録音を防げます。
音声設定の詳しい手順は、iPhone画面収録の内部音声設定の詳細解説も参考にしてください。
画面収録できない場合の対処法

設定や機能の追加確認
画面収録ボタンが押せない・グレーアウトしている場合の確認ポイントです。
スクリーンタイムの制限を確認する:
- 「設定」→「スクリーンタイム」をタップ
- 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ
- 「コンテンツの制限」→「画面収録」を確認する
- 「許可」に変更されていれば制限解除完了
重要:スクリーンタイムのパスコードを設定している場合、この設定変更にはパスコードの入力が必要です。パスコードがわからない場合は設定を変更できません。
コントロールセンターに画面収録が追加されているか確認する:
- 「設定」→「コントロールセンター」をタップ
- 「含まれているコントロール」の一覧に「画面収録」があるか確認する
- ない場合は「コントロールを追加」から追加する(前章の手順参照)
ストレージ容量の確認
iPhoneのストレージ(保存容量)が不足していると、録画ファイルを保存できず収録が開始されない・途中で止まる場合があります。
ストレージの空き容量を確認する手順:
- 「設定」→「一般」をタップ
- 「iPhoneストレージ」をタップ
- 上部のバーで使用中の容量と空き容量を確認する
空き容量が少ない場合の対処法:
- 不要な写真・動画をiCloudや外部ストレージに移してiPhoneから削除する
- 使っていないアプリを削除する
- 「最近削除した項目」のデータを完全に削除する
💡 ポイント:長時間の画面収録は大きなファイルになります。1分あたり概ね50〜200MB程度のストレージを消費します。録画前に十分な空き容量(少なくとも1GB以上)を確保しておくと安心です。
iOSのアップデートや再起動
iOSのバグや一時的なシステムエラーが原因で画面収録が動作しない場合もあります。
iPhoneを再起動する:
- 電源を切って入れ直すだけで改善するケースが多い(再起動手順は本体の電源ボタン操作で行う)
iOSをアップデートする:
- 「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」をタップ
- アップデートがある場合は「ダウンロードしてインストール」をタップ
注意: アップデート前にiCloudまたはパソコンへのバックアップを取っておくと安心です。アップデート中にバッテリーが切れないよう、充電しながら行うことを推奨します。
トラブル対処の詳細は、iPhoneの画面収録と内部音声の設定を詳しく解説した記事やノジマのiPhone画面収録解説ページも参考にしてください。
おすすめの画面録画アプリ
標準機能では対応しにくい用途向けアプリ
iPhoneの標準画面収録機能は手軽で便利ですが、以下のような用途では専用アプリが役立ちます。
- 録画した動画にその場でテキスト・矢印などの注釈を追加したい
- 録画しながらリアルタイムで顔出し(カメラ映像)を画面内に表示したい
- 動画のトリミング・編集まで1つのアプリで完結させたい
- パソコンと連携してiPhoneの画面を高品質で録画したい
便利機能や操作性の特徴
App Storeで入手できる主な画面録画関連アプリの特徴を紹介します。
①DU Recorder(デュレコーダー)
- 録画しながら顔出しカメラを画面に表示する「ピクチャー・イン・ピクチャー」機能
- 録画後にトリミング・テキスト追加などの簡易編集が可能
- SNSへの直接投稿機能あり
②Record it! – スクリーンレコーダー
- 録画後に自分の声(ナレーション)を後から追加できる機能
- 録画した動画に手書き注釈を加えられる
- アプリの使い方説明動画の作成に向いている
③QuickTime Player(MacとiPhoneの組み合わせ)
- MacのQuickTime PlayerとLightning/USB-Cケーブルで接続してiPhoneの画面を高品質録画できる
- 追加費用なし・Macがあれば使える標準的な方法
- 外部マイクや音響機器と組み合わせた高品質な収録が可能
注意: サードパーティアプリを使用する際は、必ずApp Store公式からダウンロードしてください。アプリのレビューや提供元を確認の上、信頼できるものを選ぶことをおすすめします。
録画アプリの詳しい情報は、iPhoneの画面録画アプリをまとめた解説記事も参考になります。また、iPhoneの便利な使い方については動画ガミでも幅広く紹介しています。
まとめ

内部・外部音声の録音方法整理
| やりたいこと | マイクオーディオ | iPhoneの音量 | 操作のポイント |
|---|---|---|---|
| アプリ音声だけ録音 | オフ(グレー) | 適切なレベル | 画面収録ボタンを長押しして確認 |
| 自分の声だけ録音 | オン(赤色) | 0(ミュート) | 音量を0にしてからスタート |
| アプリ音+自分の声を録音 | オン(赤色) | 適切なレベル | 静かな環境で録音すると音質が上がる |
録画できない場合の確認ポイント
- コントロールセンターに画面収録ボタンが追加されているか確認する
- スクリーンタイムの「コンテンツとプライバシーの制限」で画面収録が「許可」になっているか確認する
- ストレージの空き容量が十分あるか確認する(1GB以上が目安)
- iPhoneを再起動する・iOSを最新バージョンにアップデートする
画面収録の活用例と便利な使い方
- ゲーム実況:内部音声+マイクをオンにして音声付きプレイ動画を作成
- アプリ操作説明:内部音声のみで操作手順を録画してシェア
- トラブル報告:不具合の状況を録画してサポートに送る
- 注釈付き説明動画:サードパーティアプリで録画後にテキスト・矢印を追加
- 高品質録画:MacのQuickTime Playerとケーブル接続で安定した録画環境を作る
iPhoneの画面収録は、コントロールセンターのボタン長押しで音声設定を確認するだけで、目的に合った録音方法に簡単に切り替えられます。この記事を参考に、用途に合った設定で快適に活用してください。


