「iPhoneがフリーズして操作できない」「再起動の方法がモデルによって違うと聞いた」「電源ボタンを押しても反応しない」—そんな困った場面をまとめて解決する記事です。
この記事でわかること:
- Face IDモデル・ホームボタンモデル別の再起動手順
- フリーズ時に使う強制再起動の操作方法
- ボタンが反応しない場合の設定アプリからの電源オフ方法
- 再起動で解決しない場合の次の対処法
※本記事の情報は2025年時点のiOS 18の仕様に基づいています。機種・iOSバージョンによって操作手順が異なる場合があります。最新情報はApple公式サポートでご確認ください。
iPhone再起動の基本

再起動の効果とメリット
iPhoneの再起動とは、電源を完全に切ってから入れ直す操作です。シンプルな操作ですが、さまざまなトラブルを解消できる効果があります。
- 一時的なメモリの解放:アプリが使ったメモリ(作業領域)をリセットして動作を軽くする
- バックグラウンドのプロセスをリセット:見えないところで動き続けているアプリ・処理を一旦止める
- ネットワーク接続のリセット:Wi-Fiやモバイルデータのつながりをリフレッシュしてつながりやすくする
- 小さな不具合の解消:アプリの動作がおかしい・画面の反応が鈍いなどの軽微な問題が改善されることが多い
通常再起動と強制再起動の違い
| 種類 | 操作方法 | 使う場面 |
|---|---|---|
| 通常再起動 | スライダーで電源オフ→電源ボタンで起動 | 動作が重い・設定変更後・通常のリフレッシュ |
| 強制再起動 | 特定のボタン操作の組み合わせ | フリーズして画面が反応しない時 |
通常再起動は正常な手順でiPhoneをシャットダウンするため、保存されていないデータへの影響が最小限です。強制再起動は画面が完全に固まって操作できない緊急時に使います。
再起動が必要な状況(フリーズ・動作不良など)
以下のような症状が出たときは、まず再起動を試してみてください。
- アプリが突然落ちる・開けない
- 画面のタッチ操作が反応しない・遅い
- Wi-Fiやモバイルデータがつながらない
- 特定のアプリが固まって動かない
- iPhoneが熱くなっている・バッテリーの減りが急に速くなった
- 通話中に音が出ない・聞こえない
- 画面が真っ暗なまま反応しない
💡 ポイント:「なんとなく動作が重くなってきた」と感じたら、週に1回程度の定期的な再起動が効果的です。iPhoneの動作を良い状態に保つ習慣になります。
機種別再起動方法
Face ID搭載モデルの操作手順
Face ID搭載モデル(iPhone X以降・ホームボタンなし)の通常再起動手順です。
対象機種:iPhone X・XS・XR・11・12・13・14・15・16シリーズ
電源オフ(シャットダウン)の手順:
- 本体右側の「サイドボタン」と、左側の「音量ボタン(上または下)」を同時に長押しする
- 画面に「スライドで電源オフ」のスライダーが表示されるまで押し続ける(約2〜3秒)
- スライダーを右にスワイプする
- 画面が暗くなり電源が切れるまで待つ(約5〜10秒)
電源オン(再起動)の手順:
- 本体右側の「サイドボタン」をAppleロゴが表示されるまで長押しする
- Appleロゴが表示されたらボタンを離す
- パスコード入力画面が表示されたら完了
注意: サイドボタンと音量ボタンの同時長押しを続けすぎると「緊急SOS」が起動する場合があります。スライダーが表示されたらすぐにボタンを離してください。
ホームボタン搭載モデルの操作手順
ホームボタンがある旧モデルの通常再起動手順です。
対象機種:iPhone SE(第1・第2・第3世代)・iPhone 6s〜iPhone 8シリーズ
電源オフの手順:
- 本体右側または上部の「サイドボタン(トップボタン)」を長押しする
- 「スライドで電源オフ」のスライダーが表示されたらボタンを離す
- スライダーを右にスワイプする
- 画面が暗くなるまで待つ
電源オンの手順:
- サイドボタン(またはトップボタン)をAppleロゴが表示されるまで長押しする
- Appleロゴが表示されたらボタンを離して起動を待つ
機種ごとの注意点と操作タイミング
- iPhone 7・7 Plus:サイドボタン長押しのみで電源オフスライダーが表示される(音量ボタンとの同時押し不要)
- 電源オフ後の再起動:電源を切った直後に電源ボタンを押しても反応しない場合があります。完全に電源が切れてから(画面が暗くなってから)5秒程度待ってから電源ボタンを押してください
- 充電中の再起動:充電ケーブルを接続したまま再起動しても問題ありません
機種別の操作方法の詳細は、ケータイWatchのiPhone再起動操作解説も参考にしてください。
強制再起動の方法
フリーズ時の対処
画面が完全に固まってタッチ操作が一切できない状態では、通常の再起動手順は使えません。そのような場合に使うのが強制再起動です。
強制再起動が必要なサイン:
- 画面をタップしても何も反応しない
- ホームボタン・サイドボタンを押しても無反応
- アプリが固まったまま何分待っても動かない
- 画面が真っ暗なまま電源が切れているのか動いているのかわからない
各機種での強制再起動操作
iPhone 8以降・iPhone SE(第2・第3世代)・iPhone X以降(Face IDモデル含む):
- 「音量を上げるボタン」を1回押してすぐ離す
- 「音量を下げるボタン」を1回押してすぐ離す
- 「サイドボタン」をAppleロゴが表示されるまで長押しする
- Appleロゴが表示されたらボタンを離して起動を待つ
重要:手順①②は「ボタンをすばやく押して離す」操作です。長押しではありません。①→②→③の順番を間違えると強制再起動が実行されません。
iPhone 7・7 Plus:
- 「音量を下げるボタン」と「サイドボタン」を同時に長押しする
- Appleロゴが表示されたら両方のボタンを離す
iPhone 6s・6s Plus・SE(第1世代):
- 「ホームボタン」と「サイドボタン(トップボタン)」を同時に長押しする
- Appleロゴが表示されたら両方のボタンを離す
注意点とリスク
- 強制再起動は保存されていないデータが失われる場合があります。作業中のメモ・入力途中のフォームなどは消えることがあります
- 強制再起動自体はiPhoneに深刻なダメージを与えるものではありませんが、頻繁に必要になる場合は別の問題が起きている可能性があります
- 強制再起動後も同じフリーズが繰り返す場合は、アプリの不具合またはiOSのアップデートが原因の可能性があります
強制再起動の手順については、イオンモバイルのiPhone強制再起動解説も参考にしてください。
電源オフ・再起動できない場合の対処
ボタン操作が反応しない場合の方法
サイドボタン・音量ボタンが物理的に壊れている・反応しない場合でも、画面上の操作で電源を切ることができます。
AssistiveTouch(アシスティブタッチ)を使う方法:
- 「設定」アプリを開く
- 「アクセシビリティ」をタップ
- 「タッチ」→「AssistiveTouch」をタップ
- AssistiveTouchをオンにする
- 画面上に浮かぶ白い丸ボタンをタップ
- 「デバイス」→「画面をロック」または「その他」→「再起動」をタップ
💡 ポイント:AssistiveTouchは一度オンにしておくと、ボタンが壊れた緊急時だけでなく、片手操作が難しい時にも便利です。普段からオンにしておくことをおすすめします。
設定アプリからの再起動操作
iOS 16以降では、設定アプリから直接シャットダウン操作ができます。
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」をタップ
- 一番下までスクロールして「システム終了」をタップ
- 「スライドで電源オフ」のスライダーを右にスワイプする
- 電源が切れたら、サイドボタンを長押しして再起動する
注意: 「システム終了」はiOS 16以降の機能です。iOS 15以前では表示されません。お使いのiOSのバージョンが古い場合は、AssistiveTouchを使う方法をお試しください。
バッテリー切れ・故障時の確認
電源ボタンを押しても何も起きない・画面が真っ暗なままの場合は、以下を確認してください。
- バッテリー切れの確認:充電ケーブルをつないで5〜10分待つ。バッテリーが完全に切れていた場合は充電後に起動する
- 充電器・ケーブルの確認:別の充電器・ケーブルで試してみる。ケーブルやアダプタの故障が原因の場合がある
- 強制再起動を試みる:前章の手順で強制再起動を試す
- それでも起動しない場合:iPhoneの本体故障またはバッテリーの劣化が考えられる。Apple Store・正規サービスプロバイダへの持込を検討する
重要:画面が映らないまま強制再起動を繰り返しても改善しない場合は、操作を続けることでバッテリーをさらに消耗させる可能性があります。充電してから専門家に相談することをおすすめします。
再起動のポイントと注意事項
再起動前の作業保存
再起動を行う前に、以下を確認しておくと安心です。
- メモ・文章の入力中:メモアプリなどで作業中の内容を保存してから再起動する
- アプリのデータ:ゲームの進行状況・フォームへの入力内容などは再起動で消える場合がある
- 通話・通信中:電話中・ビデオ通話中・大きなファイルのダウンロード中は、再起動前に終了させる
不具合改善後の動作確認
再起動後は以下を確認して、問題が改善されたかチェックします。
- 問題が起きていたアプリを開いて正常に動作するか確認する
- Wi-Fiやモバイルデータが正常につながっているか確認する
- 動作の重さ・タッチ反応が改善されているか確認する
再起動後も同じ問題が続く場合は、以下も試してみてください。
- 問題のあるアプリを一旦削除して再インストールする
- iOSを最新バージョンにアップデートする(「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」)
- 問題の原因がiOSのバグの場合、アップデートで修正されていることがある
頻繁にフリーズする場合はサポート相談
再起動するたびに短時間でまたフリーズする・毎日のように強制再起動が必要になる場合は、iPhoneに根本的な問題がある可能性があります。
- ストレージの確認:「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」で空き容量を確認。残り少ない場合は不要なアプリ・写真を削除する
- iOSのアップデート:最新バージョンへのアップデートで改善されるケースがある
- Appleサポートへの相談:上記で改善しない場合はApple公式サポートに問い合わせるか、Apple StoreのGeniusバーに持込相談する
iPhoneの再起動と不具合対処の詳細については、楽天モバイルのiPhone再起動ガイドやMac Fan公式のiPhone操作解説も参考にしてください。また、iPhoneの便利な使い方全般は動画ガミでも幅広く紹介しています。
まとめ

通常・強制再起動の手順整理
| 機種 | 通常再起動 | 強制再起動 |
|---|---|---|
| iPhone X以降(Face ID) | サイドボタン+音量ボタン長押し→スライダー→再度サイドボタン長押し | 音量上げ→音量下げ→サイドボタン長押し |
| iPhone 7・7 Plus | サイドボタン長押し→スライダー→再度サイドボタン長押し | 音量下げ+サイドボタン同時長押し |
| iPhone SE(第1世代)・6s以前 | サイドボタン長押し→スライダー→再度サイドボタン長押し | ホームボタン+サイドボタン同時長押し |
電源オフや再起動できない場合の対応
- ボタンが使えない場合:AssistiveTouchを使って画面上から操作する
- 設定アプリからの操作(iOS 16以降):設定→一般→システム終了
- 画面が真っ暗で無反応:まず充電ケーブルをつないで5〜10分待つ
- それでも起動しない場合:Apple Storeまたは正規サービスプロバイダへ相談
安心してiPhoneを操作するためのポイント
- 週1回程度の定期的な再起動がiPhoneを快適に保つ基本的な習慣
- フリーズ時は強制再起動を試す前に30秒程度待ってみる(自然に解消する場合もある)
- 再起動前は作業中のデータを保存してから行う
- 頻繁にフリーズが繰り返す場合は、ストレージ確認・iOSアップデート・Appleサポートへの相談の順で対処する
iPhoneの再起動は難しい操作ではありませんが、機種によってボタンの組み合わせが異なります。自分のiPhoneの機種を確認した上で、この記事の手順を参考に試してみてください。


