「iPhoneを置いておいても画面が消えない」「ロック画面がずっと表示されたままになっている」と感じたことはありませんか。これはほとんどの場合、故障ではなく常時表示ディスプレイ(Always-On Display)という機能が有効になっているためです。この記事では、常時表示ディスプレイの仕組みと対応機種・画面が消えない原因の見分け方・オフにする具体的な手順・それでも解決しない場合の対処法まで、初心者でも迷わず実践できるよう解説します。
※確認が必要:iPhone 17に関する情報は執筆時点(2025年5月)における予測・既存機種の仕様をもとにしています。正式な仕様はApple公式サイトでご確認ください。
iPhone 17の常時表示ディスプレイとは

機能の概要
常時表示ディスプレイ(Always-On Display、AOD)とは、iPhoneのロック画面を端末がスリープ状態でも常に薄暗く点灯させておく機能です。端末を持ち上げたり画面をタップしたりしなくても、時刻・日付・通知・ウィジェット情報を確認できます。
ロック画面やホーム画面を常に表示
- 常時表示される情報:時刻・日付・バッテリー残量・通知アイコン・設定したウィジェット
- 表示の仕組み:ProMotionディスプレイの可変リフレッシュレートを利用して、最低1Hzまで下げた低消費電力状態で表示を維持する
- 自動調整:端末を伏せて置いたとき・ポケットやカバンに入れたとき・画面を直接覆ったときは自動的に消灯する
- 壁紙の表示:常時表示中は壁紙が暗くなった状態で表示され、時刻・通知は明るく見える
初見では故障と誤解しやすい
- iPhoneを机の上に置いていても画面が薄く光り続けるため「画面が消えない」と感じやすい
- 以前のiPhoneでは画面が完全に消えていたため、機種変更直後に混乱するユーザーが多い
- バッテリーの消耗が早くなったと感じる場合も、常時表示が原因のひとつである可能性がある
- 画面の明るさが低下しているだけで、実際には正常に動作している
対応機種
iPhone 14 Pro以降、iPhone 17
| 対応状況 | 機種名 | 備考 |
|---|---|---|
| 対応 | iPhone 14 Pro / 14 Pro Max | 常時表示ディスプレイ初搭載モデル |
| 対応 | iPhone 15 Pro / 15 Pro Max | 第2世代ProMotionで改善 |
| 対応 | iPhone 16 Pro / 16 Pro Max | さらに省電力化・精度向上 |
| 対応(予測) | iPhone 17 Pro / 17 Pro Max | 引き続き搭載される見込み |
| 非対応 | iPhone 14以前の全モデル | ProMotionディスプレイ非搭載のため |
| 非対応 | iPhone 16 / 16 Plus(予測) | 標準モデルはProMotion非搭載の可能性がある |
💡 ポイント:常時表示ディスプレイは「Pro」モデル限定の機能です。iPhone 14 Pro以降のProモデルを使用している場合にのみ表示される機能です。
画面が消えない主な原因
常時表示ディスプレイの有効化
iPhoneの画面が常に点灯している場合、最も多い原因が常時表示ディスプレイがオンになっていることです。iPhone 14 Pro以降のProモデルでは初期設定でオンになっているため、機種変更直後に気づかないケースが多くあります。
- 「設定」→「画面表示と明るさ」→「常時表示」がオンになっているか確認する
- スリープ中もロック画面が薄暗く点灯し続けている場合はこれが原因
- 電源ボタンを押しても完全に画面が消えない(薄く表示が続く)場合も同様
特定アプリや通知設定による画面点灯
常時表示がオフでも、アプリの通知が届くたびに画面が点灯し続けることがあります。
- ライブアクティビティ:スポーツ中継・フードデリバリー・タクシー配車などのアプリが「ライブアクティビティ」を使ってロック画面を点灯させ続けることがある
- 通知の頻度が多い:SNSアプリ・ニュースアプリ・ゲームアプリが頻繁に通知を送ることで、その都度画面が点灯する
- 常時起動中のアプリ:音楽再生・ナビゲーション・ワークアウト追跡などのバックグラウンドアプリが画面点灯を維持させている
自動スリープや端末設定の影響
- 自動ロック設定が「しない」になっている:「設定」→「画面表示と明るさ」→「自動ロック」が「しない」に設定されていると、操作しない状態でも画面が点灯し続ける
- Low Power Mode(低電力モード)の干渉:低電力モードでは常時表示が自動的にオフになるが、解除後に再びオンに戻る
- 充電中の画面点灯:充電ケーブルを接続している間は画面が点灯し続けることがある(設定による)
OSやハードウェアの不具合
上記の設定に問題がない場合は、ソフトウェアまたはハードウェアの不具合が原因の可能性があります。
- iOSのバグ:特定のiOSバージョンで常時表示ディスプレイの動作が不安定になる不具合が報告されることがある
- センサーの誤動作:近接センサーや光センサーに汚れ・傷がある場合、端末の状態を正しく検知できずに画面が消えないことがある
- ディスプレイ自体の不具合:物理的なダメージや製造上の問題でディスプレイの動作が異常になっている可能性がある
iPhoneの常時表示ディスプレイをオフにする方法の詳しい解説では、原因の確認方法と対処手順が詳しく紹介されています。
常時表示ディスプレイをオフにする方法
設定アプリから無効化
常時表示ディスプレイを完全にオフにする最も確実な方法です。
- 「設定」アプリを開きます
- 「画面表示と明るさ」をタップします
- 「常時表示」をタップします
- 「常時表示」のトグルをオフ(グレー)に切り替えます
- 設定画面を閉じ、画面をスリープ状態にして消灯することを確認します
【画像:設定アプリの「画面表示と明るさ」→「常時表示」でトグルがオフになっている画面】
💡 ポイント:常時表示をオフにすると、端末を持ち上げたり画面をタップしたりしないと時刻・通知を確認できなくなります。バッテリーの節約にはなりますが、利便性が下がる場合もあるため、使用状況に合わせて設定してください。
常時表示の表示内容だけを調整したい場合は、以下の設定が利用できます。
- 壁紙を非表示にする:「常時表示」設定内で「壁紙を表示」をオフにすると、壁紙なしのシンプルな表示になる
- 通知を非表示にする:「通知を表示」をオフにすると、ロック画面の通知が常時表示されなくなる
アプリ通知・ライブアクティビティの調整
常時表示をオフにしても通知による画面点灯が気になる場合は、アプリ別に通知を制限します。
通知のオフ手順:
- 「設定」→「通知」を開きます
- 通知を制限したいアプリを選択します
- 「通知を許可」をオフにするか、「サウンド」・「バッジ」のみオフにします
ライブアクティビティのオフ手順:
- 「設定」→「通知」を開きます
- 一番下の「ライブアクティビティ」をタップします
- 「ライブアクティビティを許可」をオフにします
- または個別アプリの通知設定内にある「ライブアクティビティ」のトグルをオフにします
【画像:設定→通知→ライブアクティビティの設定画面】
端末再起動で設定反映
設定を変更した後も画面が消えない場合は、端末を再起動することで設定が正しく反映されることがあります。
- 電源ボタン+音量ボタンを同時に長押しします(iPhone X以降)
- スライダーが表示されたら「スライドして電源オフ」を操作します
- 端末が完全に消灯したら10〜15秒待ちます
- 電源ボタンを長押しして再起動します
- 再起動後に常時表示の動作を確認します
画面が点灯し続ける場合の対処法
自動ロック設定の確認
常時表示以外の原因で画面が点灯し続ける場合、まず自動ロックの設定を確認します。
- 「設定」→「画面表示と明るさ」→「自動ロック」をタップします
- 「しない」になっている場合は「30秒」「1分」「2分」など適切な時間に変更します
- 設定画面を閉じて、指定した時間操作しないと自動で画面が消えることを確認します
#00E876;”>注意:「低電力モード」が有効になっているときは、自動ロックが「30秒」に強制変更されます。低電力モードをオフにした後で自動ロック設定が変わっていることがあるため、必ず確認してください。
アプリ別通知制御
特定のアプリが頻繁に画面を点灯させている場合の対処法です。
- 通知の多いアプリを特定する:「設定」→「スクリーンタイム」→「通知」を確認すると、通知頻度の多いアプリが把握できる
- 問題のあるアプリの通知をオフにする:特に深夜・会議中に不要な通知を送るアプリは「通知を許可」をオフにする
- 集中モードの活用:「設定」→「集中モード」で許可するアプリ・連絡先を絞ることで不要な通知による画面点灯を減らせる
iOSアップデートによる不具合解消
iOSのバグが原因で画面が消えない場合は、最新バージョンへのアップデートで改善されることがあります。
- 「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」を開きます
- アップデートが表示されている場合は「ダウンロードしてインストール」をタップします
- アップデート完了後に画面の動作を確認します
⚠️ 注意:iOSアップデートの前にiCloudまたはiTunesでバックアップを取ることをおすすめします。アップデート中の予期しないデータ消失リスクを防ぐことができます。
Appleサポートへの問い合わせ(最終手段)
上記の対処法をすべて試しても改善しない場合は、ハードウェアの不具合が疑われます。
- Apple公式サポートへの問い合わせ:apple.com/jp/supportからチャット・電話・来店予約ができる
- Apple Store・正規サービスプロバイダへの持ち込み:技術スタッフが実機を診断し、ハードウェアの問題かどうかを確認できる
- AppleCare+加入確認:AppleCare+に加入している場合は修理・交換の費用が軽減される場合がある
iPhoneの画面が消えない場合の修理事例と対処法では、ハードウェア不具合の具体的なケースと修理対応の詳細が紹介されています。
また、douga-kami.comでは、iPhoneのトラブル解決・設定方法・機能解説に関する情報を幅広く掲載しています。あわせてご活用ください。
iPhoneの常時表示ディスプレイの設定変更と活用方法の詳細では、各設定項目の詳しい説明と操作手順が確認できます。
まとめ

iPhone 17の画面が消えないのは仕様が多い
- iPhone 14 Pro以降のProモデルに搭載された常時表示ディスプレイが最も多い原因
- スリープ中も薄暗く点灯し続けるのは故障ではなく正常な動作
- 機種変更直後に「画面が消えない」と感じる場合は、まず常時表示がオンかどうかを確認する
- 常時表示以外の原因としては、自動ロック設定・通知の頻度・ライブアクティビティ・iOSの不具合がある
設定変更と通知管理で解決可能
- 常時表示は「設定」→「画面表示と明るさ」→「常時表示」のトグルをオフで無効化できる
- ライブアクティビティは「設定」→「通知」→「ライブアクティビティ」から制限できる
- 自動ロックが「しない」になっていないか確認し、適切な時間(30秒〜5分)に設定する
- iOSのアップデートで改善する不具合もあるため、常に最新バージョンを維持することを推奨する
常時表示ディスプレイを理解して快適に使用
- 常時表示は「壁紙を表示」「通知を表示」など表示内容を個別にカスタマイズできる
- バッテリー消費が気になる場合は常時表示をオフにするか、低電力モードを活用する
- 上記の対処法をすべて試しても改善しない場合は、Appleサポートへの相談を検討する
ノジマのiPhone常時表示ディスプレイに関するサポート情報では、設定手順や関連機能についての詳しい案内を確認できます。操作に迷った際はあわせてご参照ください。
📌 確認:本記事の操作手順はiOS執筆時点のバージョンをもとにしています。iOSのアップデートにより機能・画面表示・操作手順が変更される場合があります。最新情報はApple公式サイトでご確認ください。


