【Netflix】人気に陰りが?超人気のストリーミングサービスで何が起こっているのか?

みなさん、配信サービス(ストリーミング)はお好きですか?また、これら配信サービスにいくつサブスクされていますか?Netflix、Amazonプライム、Disney+、Apple TV、Huluなどなど・・・え?見れる配信は全部見逃したくないから、全部にサブスクしている?それは、すごい!

今や、会社へ向かう電車の中、ちょっと洗い物をしながら、入浴中、夜寝る前にパジャマ姿でベッドの中、ストリーミングサービスは現代社会においてもはや私たちの生活の一部となっていますね。

そのために、一日を振り返ってみるとご自身もテレビよりNetflixをはじめとしたストリーミングサービスを観ている時間の方が長いのではないでしょうか?また、オリジナルのドラマなどのコンテンツを週末などのお休みに全話を一気に観て過ごす、なんて言う楽しみ方もされている方も多いのではないでしょうか?

でも、そんな安泰に思える有料会員登録制のストリーミングサービス業界ですが、実は本国のアメリカでは『Neftlix離れ』が驚くほどのスピードで起こっているというニュースが一時、話題になりました。

何が起きているのでしょうか?スモウペイカジノで遊びながら、今後、本国のアメリカ以外でも起こりえる、この『ストリーミングサービス離れ』の怪についてじっくりと見ていきましょう!

 

時代を変えた革命児、登場

まず、最初にNetflixの歴史について振り返ってみましょう。

もともと、Netflixはレンタルビデオ産業に革新をもたらした、時代の風雲児と呼べる存在でした。企業として発足した当時、本国のアメリカではレンタルビデオ産業が隆盛を極めており、毎週末になると家族連れで一緒に週末の夜を過ごしながら観るビデオやDVDを最寄りのレンタルビデオ店にまで赴いてレンタルしに行くのが一般的でした。

そこに目をつけ、顧客が自らの家を出てまで映画をレンタルしに行く必要がない用に、会員登録をして料金を支払うことによって観たい映画やドラマのDVDが専用の封筒に入って自宅まで郵送されてくる、という発想のもとに生まれたのがNetflixでした。

しかも、自分が観たいDVDが既に他の方がレンタル済みの場合は待ちリストに追加すると、お目当ての映画が返却されると自動で自分の郵便受けに届くという仕様でした。DVDの返却も最初に送られてきた封筒が返信用封筒の役割も果たしているため、自分の家にある郵便受けに入れておけば郵便屋さんが他の郵便と一緒に取りに来てくれるという超がつく程の便利な有料サービスでした。

好きな映画のDVDをインターネット上でレンタルする一連の流れが、会社の名前の由来になっている事実をご存じの方は少ないのではないでしょうか?

そして、軌道に乗り出すと発足当時は1つしか種類がなかったアカウントも増え、支払う料金によってレンタルできるDVDの数も増え企業として拡大していったのです(但し、レンタルビデオゲーム事業は軌道に乗らなかった為、すぐに撤退)。

ここで満を持してNetflixは映画をオンラインでの映画配信(ストリーミング)を開始する事となります。最初はインターネット接続が可能な家庭用テレビゲーム機に限定され、しかも、ストリーミングができる作品も限られていましたが、これが旧世代のレンタルビデオ産業の衰退から『有料会員登録制のストリーミングサービス』という新しい産業に生まれ変わった瞬間でした。

そんな、将来が約束されたとも言える会社に何が起こったのでしょうか?

 

突然の公式発表の意味は?

今年の10月にあった公式発表を見てみると、何やら新サービスの提供を開始する旨が書かれています。しかし、この新サービスとは何なのでしょうか?なぜ、この場に及んで新サービスの提供が必要なのでしょうか?ちょっと考えさせられてしまいますよね。

実は、自分が自ら会員登録をして毎月会員費を支払い続けているにも関わらず、アカウントの種類によっては複数のデバイスで同時にアカウントにログインをして好きな映画や海外ドラマなどのコンテンツを楽しむことができます。そのため、遠く離れた実家で暮らす両親、単身赴任中で離れて暮らしている働くお父さんなどの家族間で、さらには自分とは離れて暮らしている或いは別々の家で暮らしている恋人との共有を正式に禁止することにした、という事でしょうか?

また、更にはご自身も出張中に普段から接続しているのとは違うホテルや旅館などのインターネットに繋げるのも原則的にアウトという事になってしまうのでしょうか?

海外のソーシャルメディアに目を通すと、全体的に怒りのコメントを残している方の割合が多く、更には解約をするから別の有料会員登録制のストリーミングサービスの利用をする月額に回せる、などの辛辣なコメントも。この企業としての決定は消費者側からは到底受け入れられるものではなかったと言うことですね。

さて、ここから本題に入りたいと思います。

このNeftlix側からの公式発表を見る限り、理解できる、或いは予想ができることとして、上記で記述した毎月、料金を支払っている有料会員がそうではない家族や親しい仲の方と自身のログイン情報を共有したことにより収益が減ったと思われます。

その状況に拍車をかけるかの様に、今はハリウッドにある有名な映画制作スタジオ・配給会社がNetflixの成功を見て、これは自分たちも成功するチャンスであると思い、独自の有料会員制のストリーミングサービスを次々と始めています。これにより、すべてのハリウッドにある有名なスタジオと契約を結んで映画やドラマなどのコンテンツを配信する権利を有していましたが、今までは健全なビジネスパートナーだった企業が突然ライバル社に立場を変える事となります。それにより、今までは配信する権利を有していた作品を自身のカタログから消す必要が出てきたりと、これまで安泰だった自身のポジションが危ういものとなり、突如として現れた無数のライバルたちとの競争力が求められることになったのです。

その被害は尋常ではなく、「〇〇を目当てに会員になったのに、〇〇を製作した会社の新しいストリーミングに移ったのなら解約して、そっちに移ろう。」と鞍替えをする会員たちも続出し、一旦、狂った歯車の動きは中々正すことができません。

それを象徴するかのように、さらに事を悪化させる要因として、自社製作に踏み切ったドラマなどのシリーズ物も視聴者に高評価で続編を希望する声がソーシャルメディアなどに上がっていたにも関わらず、コストの割には見返りが少なかったのか、立て続けに人気が出始めたコンテンツを打ち切りをしたために、ファンである会員の反感を買い、一斉解約が発生するという悪循環に陥ってしまいます。

 

今後の対応や代替え策は?

自分たちのする事すべてが裏目に出るだけではなく、ビジネスパートナーだった映画スタジオから相次ぐ手のひら返しが続く毎日。完成された産業をぶち壊し、世界全体に衝撃を与えた革命児であり新しいビジネスモデルを確立させた自分たち自身が、そのビジネスモデルの中でライバルたちから差をつけられて消えて行く訳にはいきません。

遂に企業として決断を迫られる事となります。

そして、Netflixは世界規模で毎月の会員料金を値上げします。

しかし、その決定を下したのは良いものの、実は過去に何度も『皆さまに優良コンテンツを提供するため』という名目で値上げを実施しているので、本国のアメリカに居住している会員たちは激怒。辛辣なコメントをソーシャルメディアに残すだけではなく、笑いものにされ「どうして、こういう大企業は目先の利益だけを追って、顧客の欲しがっているものに力を注がないんだ?」とNetflixの企業としての体制を懐疑するなど、悪化した状況が好転するわけがありません。

遂に苦肉の策として『会員料金が低く設定されているが、広告が表示されるアカウントの種類を新たに導入』することを発表。

無料で使える動画サイトでは日常茶飯事に表示されてスキップのできない広告を、お金を払ってまで見るのか?という声があがり、この発表を聞いた顧客の反応は芳しいものではありませんでした。確かに節約をしようとしていた顧客も中にはおり、これを好意的に受け取った顧客もいましたがソーシャルメディアは荒れるに荒れる始末。前述した顧客の声を目先の利益を優先して無視をする大手企業の体制を、またもや露呈することになります。

さらに新コンテンツとして、Netflix内で遊べるゲームを導入しましたが、これは誰からも相手にされることなく失敗に終わってしまいます。やはり一度失った信用を取り返すのには10倍、いや、100倍の努力が必要なのか、世間の風は冷たくなる一方です。

また、人気のある自社製作のコンテンツを打ち切る癖も治らず、新しいシリーズ物を製作すると発表するごとに、ソーシャルメディアでは「まぁ、1シーズンで打ち切りだよね」というコメントで埋め尽くされてしまいます。さらに、過去に人気だった1970年代を舞台にした人気シットコムのシリーズの続編を製作する権利を獲得し、一発逆転の必殺コンテンツとして製作し、満を持してティーザー予告を世の中に出しますが、蓋を開けてみれば以前から顧客から言われ続けている『ポリコレの塊』というバッシングの嵐です。

 

まとめ

『99%の努力と1%のひらめき』と言う言葉を過去の偉人が残しました。

それに付け加え、新しいコンテンツを作り出して成功するためには『正しいアイデアを正しいタイミングで出す』のが必要とも言われています。

Netflixはそれを実践し、すべてのピースが上手い具合に揃った、近年稀に見る最も成功した例と言えるでしょう。しかし、そこから自分たちが絶対的に正しいと信じ込み、誰の言うことも聞かず周りがチャンスを狙っていたのを見向きもせずに、気が付いた頃には、手遅れの状態になってしまったのが、現在のNetflixの成り果てた姿なのかもしれません。

今は、自分が使っているスマートフォンを使ってストリーミングサービスを観ながら入浴もできてしまう便利な世界となっています。しかし、その分、便利な世の中に慣れた顧客たちは、自分に合わないと思った時点で直ぐに鞍替えをしてしまうほど競争の厳しい世界を築き上げているのも事実です。

ここに来て『いかにキラーコンテンツを作り出すか』という、企業から顧客側へ、一方的に自分のコンテンツが売れるコンテンツだと妄信して発信・売り込みをかける時代は、Netflixがかつて終止符を打った産業の様に終わりが見えています。これからは『いかに顧客からのフィードバックを活かし、顧客が観てて楽しいコンテンツを提供し続けるか』にシフトしていくのではないでしょうか。

自らが作り上げた世界で置いて行かれてしまったのは自分自身である、というのは何とも皮肉な話です。

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